20代の頃から持病がある私は、三ヶ月に一度病院へ行き血液検査をしてもらっています。漢方の勉強をし実践してもそこは「すべての病気がなおった!!」というわけにはいかず・・・。それでも、嬉しいことに、ここ数年持病以外の別の数値がみるみると良くなりました。当時より自然に10キロ体重は落ち(適正体重に?)、長年悩んでいた腰痛は激減、いわゆる「体年齢」と「血管年齢」が数値でもはっきり分かるほどピチピチになりました!!
漢方を学び一番変われたことは、自分の現状に正しく目を向け、興味を持てたことです。今までは持病の部分ばかり考えたり、不調に不満を持ち、自分の体のことを「ポンコツ」だなとがっかりしてばかり。同世代の元気な人を見てはいつも「あの人は健康でいいな~」と羨んでいました。ところが、自分の体や心が出しているサインに気づく養生を知り、出来ることから実践してみると、人のことは気にならず、自分自身のポンコツを楽しめるようになりました。そこからは徐々に体が応えてくれるように変化し、今では「あれ、意外と丈夫なほうだったのかな?」と思えるまでに!?人と比べるのではなく、過去の自分よりも上手く自分の体を操縦できるようになったことに満足しています。これって良く学校の先生が言う「勉強とは自らとの闘い」ってやつですよね。未来の自分の体調は今の自分が行っている養生への通知表ですね。これからも楽しみながら学びたいと思っています。